デザインと言われると難しいイメージをもっていませんか?
きっと難しいイメージをもっているのは、デザインはセンスだと思っているからでしょう。
確かにセンスも必要な部分もありますが、デザインの基礎的なルールにそって見やすいデザインを作りましょう。
デザインはある一定のルールを守るだけで、「デザインセンスがある!」と思われます!
今回のポイントは以下になります。
それでは見ていきましょう。
デザインはセンスが必要なのか?
「デザイン」と聞くとセンスが大切だと思われているかもしれせん。
センスも大切にはなってくるのですが、それだけではなく。
デザインのだいたいは7割「基礎」、残り3割が「センス」になります。
デザインで合格点をもらうには、この7割の基礎をクリアできれば「合格」をもらうことができます。
デザイナーもこの「基礎」といわれることを繰返しています。
その「基礎」とは、情報の整理、整列、反復、メリハリ、余白、文字詰め、コントラストなどです。
これらを技術として自然に取得しておりデザイン制作をするときに実践しています。
残りの3割の部分が「センス」といわれる部分になります。
センスは目に見えませんが、表現力、発想力、知識、色、フォント、選び方などです。
このセンスを身につけるには「経験」も必要になってくるので、継続してデザイン制作や学習をしていくと少しずつ身に付いてきます。
まずは基礎の7割ができていれば「見にくくてよくわからない…」といった。
マイナスイメージを与えることは少なくなるので、この機会にデザインの基礎を身につけましょう。
デザインの基本ルール4選
見づらいと言われるデザインを脱するには4つのルールを守るだけです。
たった4つです。しかもそのルール1つずつはそんなに難しくないので見ていきましょう!
- 「整列」:そろえてスッキリ見せよう
- 「近接」:関係する要素をまとめよう
- 「強弱」:メリハリをつけてリズムをだそう
- 「反復」:繰り返すことにより一貫性をだそう
基本ルール「整列」:そろえてスッキリ見せよう
要素を整列させてあげましょう。
整列をさせるポイントは「見えない線」を意識してそろえていきましょう。
そうすることにより、要素がまとまって見えることにスッキリして見えます。
縦に並べるときは左はしをそろえる
横に並べるときは上はしをそろえる
基本ルール「近接」:関係する要素をまとめよう
同じ要素を近くにまとめましょう。
要素の位置が近いと「関係あるものだと」認識します。これにより同じグループの要素だと思うんですね。
デザインだけでなく、プレゼン資料を作成するときにも大切なポイントです。
基本ルール「強弱」:メリハリをつけてリズムをだそう
要素の違いをつけて強弱やメリハリをつけよう。
このメリハリとは、大きさ・色などを変更して違いをだすことです。
メリハリをつけることにより、要点をつかみやすくなり「伝わりやすいデザイン」になります。
強弱をつけることによりリズムがうまれ心地よいと感じるデザインになります。
基本ルール「反復」:繰り返すことにより一貫性をだそう
デザインの要素となる色や線、モチーフ、レイアウトなどから、要素を繰り返すことにより統一性がうまれます。
企業のデザイン、Webデザインでは、この統一性をもたせることを意識しています。
統一性をもたせることにより、ブランドイメージを作り出すことができます。
この統一性を持たせたスタイルやルールのことを「トーン&マナー」と呼ぶこともあります。
まとめ
ダサイデザインを抜け出すには、4つのポイント「整列」「近接」「強弱」「反復」をおさえれば脱することができます。
デザイナーの方も基本的なポイントとして4つの視点を自然におこなっています。
デザインだけじゃなく、普段の生活でも活かすことができますよ!
会社のプレゼン資料を作成するとき。
お店のポップを制作するとき。
部屋のレイアウトを作っていくとき。
自分で作ったデザインがダサイ、見づらいと思ったときは冷静になり、遠目で見ながら
4つのポイントをおさえて確認してください。
そしてポイントにそってデザインを修正して作成してください。