【簡単】デザインの基本となる光、絵の具による色の三原色とは

デザインの基本色の三原色について

デザインや絵をかくときに、なに色にしようか悩んだことがありませんか?
今回は、色の基礎知識をみにつけることによってその悩みが解決できたらと思っています。

今回はこの記事で以下のことがわかります。

・なぜ色が見えるのか?
・色の特徴、性質について理解できる
・日常の中で色を使う時に助けになる

これを見ることによって色について親しみが持てるようになるでしょう!!

目次

なぜ色がみえるの?

なぜ色が見えるかは、それは私たちの目と脳の複雑な働きによってみえています。

光のスペクトル

光のスペクトルとは、白色光をプリズムを利用して分光させたときに、波長の異なる光が分離されたものになります。

白色光には、様々な種類の波長の光が混ざり合ってます。
光は波の状態で動いています。その波はゆっくり動いている波、早く動いている波とたくさん混ざった波になって動いています。
この光の中には紫外線や赤外線までの幅広い波長の電磁波がはいっています。これをプリズムで分光すると、紫・青・緑・黄と順番に帯状の光スペクトルとして分光されていきます。
スペクトルの中でも、波長が短い光は紫色に近くなり、波長が長い光は赤色に近くなっていきます。

光のスペクトル
光のスペクトル


この光の波のなかでも可視光線と呼ばれる私たちの目が光としてみえる波長特範囲の光が目に入ることにより、目の中の網膜に届き反応して見えるようになっています。この網膜には光を感知するための視細胞と呼ばれる特殊な細胞が存在し、その細胞が反応して信号を脳に送ることによって見えています。

例えば、下の図をもとに物体が赤く見えるわけを見ていきましょう!!
太陽は光源という光を出すもとになります。この光源が白色の光を出します。
光源からでた白色の光には、吹き出しのように沢山の光が混ざっています。

その光が物体にあたり光の中で赤く見える光(長い波長の光)が反射をして目に入ることによって赤くみえます。

リンゴの色の見え方

色の見えかたは分かりましたね。
ポイントと用語をまとめておきます。

・光源…光を出すもと。
・可視光線…人間の目が認知でできる光の範囲。

・色がみえるのは、光源から光がでて、物体にあたり、光を反射して、その反射された光を目で受け取り、脳で処理をしているという流れにより、色が見える仕組みになります。

色を混ぜる(混色)とは

混色とは

色を混ぜることを混色といいますよね
普段なにげなく使っていますが、混色とは2色以上の色と色を混ぜることをいいます。

混色方法には大きく2つに分けれます。それは加法混色と減法混色というものです。
この加法混色と減法混色については、後々必要になってくる考えなので軽く説明しておきますね。

加法混色と減法混色について

加法混色と減法混色聞いたことない人もいるかもしれませんが、ここでは其々の混色の特徴について説明をします。

加法混色とは、色と色を混ぜて混色していく色を増やしていくと、色が明るくなっていき白に近づいていく混色になります。
減法混色とは、色と色を混ぜて混色していく色を増やしていくと、色が暗くなっていき黒に近づいていく混色になります。


明るくなっていく混色と暗くなっていく混色なんだと知ってもらえたらいいですよ!!

三原色について

なぜ3色だけなの

小学校や中学校の学生時代をおもいだしてほしいのですが、絵をかくときに3色(赤(Red)、黄(Yellow)、青(Blue)+ 白(White))の絵の具の色でかきましょうて言われたことなかったですか?
他にもいっぱい色があるのに、なんで3色の色だけなんでしょう?

結論は、3色の(赤(Red)、黄(Yellow)、青(Blue)+ 白(White))を上手に使うことによって、どんな色でも作ることが可能になるからです。
細かくみていくと難しい色もあるんですけどね…

三原初の絵の具

絵の具や塗料による三原色

絵の具を使うときに3色(赤(Red)、黄(Yellow)、青(Blue))の色を使って、なるべく混色する色をすくなくして塗りましょうといわれませんでしか?

その理由は、絵の具や塗料などは色々な色を混ぜていくと、どんどんと黒に近づいていくんですね!
先ほどの減法混色という現象がおきます。

絵の具などの三原色は正確にはシアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)になります。
例えば、カラープリンターを買うときにインクが、この3色シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)になると思います。さらに黒のインクが追加されて4色でプリンターの色が作られていると思います。
もっと細かく色を使っているプリンターもあるでしょう。

黒は理論上3色まぜるとできるはずなんですが、実際に作るのが難しいので黒がインクのなかに入っています。

色の三原色(CMY)

光による三原色

光の三原色は赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)です。
光の混色では、三原色の光を組み合わせることで、異なる色が生成されます。たとえば、赤と緑の光を重ね合わせると黄色が生成され、赤と青の光を重ね合わせるとマゼンタが生成されます。また、すべての三原色を重ね合わせると、白色が得られます。これらの光の三原色は加法混色の理論に基づいています。

例えば、テレビのディスプレイが赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3色を使って、色を表現しています。

光の三原色(RGB)

色が見えてる
身近で当たり前すぎて考えたことが無かったですが、光と物、目と脳という複雑な関係で色を認識してるんですね!

色について知ることができたら次は色の属性についても知ることができたら、デザイン制作するときに一歩進んだ制作ができるでしょう。

まとめ

色と一言でいっても、性質・特徴があることがわかりました。
さらに塗料と光で特徴が全然違っていました。

光が白色に見えるのはたくさんの色が、光の中に入っているからですね。
その光が物体にあたり反射している光が目にはいることにより、色が見えていました。

色の三原色を上手にまぜて使うことができると、無限に色ができるのもビックリですね!
色は有限ではなく無限にあるので、好きな色をみつけるのも大変です。

光と絵具(塗料)での特徴の違いを知るだけでも、生活の中で見える色が少し違って見えるでしょう。
また、興味がでたときには色彩心理学や色彩検定など勉強を深めていけば、色を自由自在につかいこなしていけるでしょう!

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この記事を書いた人

中学校の教員をしていました。
いまはIT、プログラミングの勉強をしています。
学習したこと、便利なツール、勉強方法をを発信していければと思います。

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